排水処理設備一覧

矩形凝集加圧浮上装置

 

中・小型を標準化し、安価に提供しております。

 

 

           標準型ユニット

 

大きさにより、1ユニット、2分割、3分割し、搬入据付を行います。処理量100㎥/Hまでの浮上槽は一体物で運搬可能なため現地工事が大幅に軽減されます。

 

【標準型】   型式と処理能力

 

 型式  標準処理能力 ㎥/H

 装置概略寸法

(W×L×H)mH

空重量 (ton)
 F-1  1  1.6×2.2×1.7  1.7
 F-3  3  1.7×3.1×2.2  2.3
 F-6  6  2.4×3.2×2.7  3.5
 F-10  10  3.1×3.6×2.7  5.2
 F-15  15  2.7×4.7×2.9  6.0
 F-25  25  3.8×4.7×3.1  9.0
 F-50  50  4.2×8.4×3.2  16.0

※装置概略寸法には薬品供給設備、制御盤、メンテナンススペース及び脱水機スペースは含んでおりません。

 

加圧浮上方式:空気を溶解させた加圧水により、粗大化した汚濁物質に微細な気泡を付着させて、強制的に浮上分離させます。よって、比較的浮上しやすい排水、含油排水、厨房排水、染色、クリーニング、水産加工などの排水に有効です。生物処理の前処理または後処理にも効果的です。

 

 

凝集沈殿装置

 

    ゴミ処理施設 重金属排水処理設備

 

排水中に含まれている物質は、細かな粒子やコロイド状態で存在しているため、容易に沈殿しません。このため凝集剤を加えて、それぞれの粒子やコロイドを集合させて粗大化し、沈殿させます。凝集剤としては、無機凝集剤(硫酸バンド、ポリ塩化アルミニューム、塩素第二鉄など)と高分子凝集材を併用して処理する場合が一般的です。沈降汚泥は脱水機にて脱水し、ケーキ状にして処分します。凝集沈殿方式は、メッキ工場、金属加工、紙・パルプ、薬品、化学工場など多くの業種に採用されております。

 

油水分離装置

 

 

ジェットエンジンのテストセル(用)CPIオイルセパレーター

 

排水中に懸濁している油分を水との比重差で重力により効率よく浮上分離させる装置で、装置内に45度に傾斜した多段の平行版を挿入し、小型化と性能向上を図り、直径60μの油滴まで分離回収できます。装置内には、分離板のほか排水流入整流板、浮上油の回収用オイルスキマー、処理水越流トラフおよび堰などで構成されています。